11日午前、県の有料道路「富士スバルライン」で観光バスと乗用車が正面衝突し、乗用車に乗っていた6人がけがをしました。
11日午前10時ごろ、富士山の5合目と山梨県側のふもとを結ぶ有料道路「富士スバルライン」で、5合目から下ってきた大型観光バスと上ってきた乗用車が正面衝突しました。
警察などによりますと、乗用車には▽10代から40代のアメリカからの観光客5人と▽20代のパキスタン人の運転手1人のあわせて6人が乗っていて、足の骨を折るなど全員がけがをして病院に搬送されましたが、命に別状はないということです。
また、観光バスには中国からの団体ツアー客などあわせて18人が乗っていましたがいずれもけがはありませんでした。
観光バスを運行していた大阪府の会社によりますと、バスは富士山5合目を観光したあと、忍野村の忍野八海に向かう途中だったということです。
警察は乗用車がセンターラインをはみ出して衝突したとみて事故の原因を詳しく調べています。
この事故を受けて富士スバルラインは終日全線で通行止めとなっていて、12日は通常どおり午前3時から通行できる予定だということです。
山梨「富士スバルライン」で観光バスと乗用車衝突 6人重軽傷
