SNS上で、兵庫県議会の増山誠 議員の名誉を傷つける投稿をしたとして、神戸市の61歳の容疑者が名誉毀損の疑いで逮捕されました。
逮捕されたのは、神戸市東灘区の無職、堀川隆行容疑者(61)です。
警察によりますと、容疑者は去年(2024年)12月下旬からことし1月中旬までの間、SNS上で、兵庫県議会の増山誠議員や、議員の子どもの写真とともに、「増山県議は人殺しだから子どもも犯罪者になる」などと、複数回にわたって名誉を傷つける投稿をしたとして、名誉毀損の疑いが持たれています。
ことし2月、投稿を見た人から情報提供を受けた警察が、増山議員から被害届と告訴状を受理して捜査を進めた結果、容疑者が関わっている疑いがあることがわかったということです。
投稿があったアカウントはすでに削除されています。
増山議員は当時、日本維新の会に所属していましたが、その後、斎藤知事の告発文書を調査する百条委員会の非公開情報を政治団体党首の立花孝志氏に提供した問題で党の県組織から離党勧告の処分を受け、ことし3月には地域政党を立ち上げて幹事長を務めています。
調べに対し、容疑者は「投稿した可能性はある」と供述しているということで、警察が詳しいいきさつを調べています。
SNSで兵庫県議会議員の名誉を毀損疑い 61歳容疑者を逮捕
