18日未明、益城町で、運転代行を利用していた会社員が、料金の支払いを免れるため、運転していたドライバーの男性を殴ったとして、強盗の疑いで警察に逮捕されました。
会社員は容疑を否認しているということですが、車を運転して現場から逃走したとみられることから、警察は飲酒運転などの疑いでも調べています。
警察によりますと、18日午前4時すぎ、運転代行業者の男性から「益城町で運転代行中、車に乗っていたドライバーが殴られその場で降ろされた。客は料金を払わず、飲酒運転でその場から逃げていった」と110番通報がありました。
運転代行のドライバーが、覚えていた逃げた車のナンバーをもとに、警察が捜査したところ現場近くに住む人物が浮上し、その後容疑が固まったとして、逮捕されました。
強盗の疑いで逮捕されたのは益城町の会社員の宮崎利行容疑者(39)で警察の調べに対し「覚えていない」と容疑を否認しているということです。
殴られたドライバーはほおが赤くなった程度だということですが、警察は、事件当時、容疑者が車を運転して現場から逃走したとみられることから飲酒運転や傷害の疑いもあるとみて詳しいいきさつを調べています。
運転代行利用の会社員 ドライバーを殴った疑いで逮捕 益城町
