県内の女子高校生に性的暴行をした罪に問われている警察官について、青森県警察本部は11日付けで、懲戒免職の処分にしました。
懲戒免職の処分を受けたのは、青森県警察本部警備部機動隊の佐々木淳警部補(53)です。
県警察本部などによりますと、警部補は去年11月、青森県内のレンタルルームで女子高校生に性的暴行をしたとして、ことし6月に逮捕・起訴されました。
先月7日に青森地方裁判所で開かれた初公判で、警部補の弁護側は、「同意しない意思を示すのが困難な状況だった事実はない」などとして、無罪を主張しています。
警部補を懲戒免職処分にしたことについて県警察本部は「これまでに判明している事実に基づいて厳正に調査を行って、今回の処分を決定した」としています。
また、去年1月からことし4月にかけてオンラインカジノのサイトにアクセスし、勤務時間中などに少なくとも396回にわたって賭博を行ったとして、津軽地方の警察署に勤める30代の男性巡査長を、11日付けで停職3か月の懲戒処分にしました。
巡査長は11日までに賭博の疑いで書類送検され、11日付けで辞職したということです。
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