中古車の買い取りを装い、査定した金額を支払わずだまし取ったとして、自動車販売店の元経営者など2人が詐欺の疑いで逮捕されました。
この販売店を巡ってはほかにも数十人、合わせて数千万円が未払いになっているということで、警察が実態の解明を進めています。
逮捕されたのは、自動車販売店を経営していた宮城県大崎市に住む菊池優樹容疑者(32歳)と、知人で滝沢市の会社役員、高橋錬容疑者(34)です。
警察によりますと2人は去年12月、矢巾町に住む30代の男性から時価百数十万円相当の乗用車をだまし取ったとして、詐欺の疑いが持たれています。
このうち菊池容疑者は自動車販売店を経営していて、中古車買い取りの査定を行うウェブサイトに登録していました。
被害者の男性はこのサイトを通して査定を依頼したところ、容疑者が高額で買い取ると査定したため、自家用車を売りましたが、現金が支払われることはなかったということです。
同様の相談が寄せられた警察が捜査を進めたところ、2人が中古車の買い取りを装って、乗用車をだまし取った疑いがあるとして、逮捕したということです。
警察は捜査に支障があるとして2人の認否を明らかにしていません。
この販売店を巡ってはほかにも数十人、合わせて数千万円が未払いになっているということで、警察が実態の解明を進めています。
中古車買い取り装い詐取か 自動車販売店元経営者ら2人逮捕
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