2025年11月21日発表 日本の主要ニュースまとめ

政治

政府が21.3兆円規模の総合経済対策を閣議決定(出典:日本経済新聞、フジテレビ、自由民主党)

  • 政府は21日午後、高市政権発足後初となる21.3兆円規模の総合経済対策を閣議決定し、「強い経済」実現に向けた物価高対策として電気・ガス料金補助や食料品購入支援などを盛り込んだ
  • 電気・ガス代補助は2026年1月に3000円を超える額とし、子供1人当たり2万円の給付も実施。ガソリン税の旧暫定税率廃止や年収の壁引き上げ(103万円→178万円)も含まれる
  • 財務省の当初案17兆円から4兆円以上積み増した形で、高市首相が「しょぼすぎる」と認めず規模拡大を指示したことが明らかになった
  • 財源の多くを国債発行で賄う見込みで、円安や債券価格下落を招き、財政悪化への市場の警戒感が強まっている

愛子さまがラオス訪問の全日程を終え帰国(出典:テレビ朝日、読売新聞、日本経済新聞)

  • 天皇皇后両陛下の長女・愛子さまは21日、初の外国公式訪問としてのラオス訪問の全日程を終え、22日朝に帰国された
  • 最終日となる21日は、伝統的なシルクの機織りを体験されたほか、ラオスで活躍する日本人やラオス国民と面会され、「懸け橋」という言葉を何度も使われながら両国関係の双方向性を強調
  • 民族衣装を相手が喜ぶタイミングで着用するなど、細やかな心遣いを見せられ、「初めての外国公式訪問でしたが、ラオスの国民の皆様の温かい人柄やお心遣いにより、充実した心に残る訪問となりました」と感想を述べられた
  • 17日からの5日間の訪問を通じて、相手国の文化や歴史に対する深い敬意を示し続けられた

衆院財務金融委員会で片山財務相・植田日銀総裁が出席(出典:ニコニコニュース、日本テレビ)

  • 21日の衆院財務金融委員会で、片山さつき財務大臣と植田和男日銀総裁が出席し、租税特別措置法改正案が採決された
  • NISA制度が18歳以上の国民の4人に1人が口座を保有する計算になるなど、資産形成支援の取り組みが進展していることが報告された
  • 高市政権の「強い経済」実現に向けた積極財政の考え方について議論が行われ、GDP1000兆円を目指す流れが確認された

維新・藤田共同代表が高市首相の台湾有事発言に見解(出典:スポニチ)

  • 日本維新の会の藤田文武共同代表は21日、高市首相の台湾有事発言を引き出した質疑について「私ならやらない」とコメントし、中国の姿勢に対して「意図的に強く出ている」と分析した

経済

日経平均株価が1021円安の大幅下落(出典:at-next.jp、日本経済新聞)

  • 21日の東京株式市場で日経平均株価は前日比1021円54銭(2.05%)安の4万8802円40銭で取引を終え、前日の大幅反発から一転して急落した
  • 政府の21.3兆円規模の大型経済対策による財政拡大と金利上昇への懸念が売りを呼び、長期金利の上昇とともに株式市場に売りが出やすい地合いとなった
  • 日本では大型経済対策への懸念から長期金利が上昇する一方、FRBは利下げペースに慎重姿勢を示しており、日米の金利差や日本の財政・金融政策への不安が複雑に絡み合いながら円安基調を支え、ドル円は157円台で推移

10月の消費者物価指数が前年比3.0%上昇(出典:総務省、at-next.jp)

  • 総務省が発表した10月の消費者物価指数(生鮮食品を除く総合)は前年同月比3.0%上昇となり、日銀の物価目標である2%を3年以上上回る状況が続いている
  • エネルギーと生鮮食品も除いた指数は3.1%上昇と9月の3.0%から伸びがやや加速しており、サービス価格や人件費の上昇がじわじわと物価に波及している
  • 日銀は12月の金融政策決定会合でこれらの指標を詳しく点検するとしており、市場では来年にかけての利上げや国債買い入れ縮小のタイミングを巡る思惑が強まっている

大和総研が第227回日本経済予測を発表(出典:大和総研)

  • 大和総研は21日、第227回日本経済予測を発表し、実質GDP成長率見通しを2025年度+0.9%、2026年度+0.7%と予測
  • 高市政権が掲げる「強い経済」の実現の鍵として、①実質賃金引き上げ、②給付付き税額控除の在り方を検証
  • 日銀は2025年12月に短期金利を0.75%に引き上げ、その後は半年に一度程度のペースで0.25%ptの追加利上げを行うと想定

製造業PMIが5カ月連続で縮小(出典:at-next.jp)

  • 民間調査会社の11月製造業PMI速報値は5カ月連続で景況判断の分かれ目となる50を下回り、輸出や生産活動の弱さが続いていることが示された
  • 原材料価格や人件費の上昇で仕入れコストは6カ月ぶりの高い伸びとなる一方、販売価格の上昇ペースはやや鈍っており、企業が利益率を守るための価格設定に苦心している様子がうかがえる

社会

中国大使館が「日本への攻撃権利」に言及(出典:テレビ朝日、日本経済新聞)

  • 駐日中国大使館は21日、SNSで「ドイツ・イタリア・日本などのファシズム・軍国主義国家が、再び侵略政策に向けたいかなる行動を取った場合でも対象になる。安全保障理事会の許可を要することなく、直接、軍事行動をとる権利を持っている」と投稿
  • 中国は国連憲章の「旧敵国条項」に基づき、国連の許可なく日本を軍事攻撃できる国際法上の権利があると主張し、日中関係の緊張がさらに高まった
  • 高市首相の台湾有事を巡る国会答弁への対抗措置とみられ、水産物輸入停止や渡航自粛に続く強硬姿勢を示した

台湾当局が日本産食品の輸入規制を全面撤廃(出典:テレビ朝日)

  • 台湾当局は21日、日本産の食品に義務付けていた証明書の提出などの輸入規制をすべて撤廃したと発表
  • 中国が日本産水産物の輸入を事実上停止する中、台湾は真逆の対応を取った形となった

米中が日本産水産物禁輸を巡り場外乱闘(出典:テレビ朝日)

  • 駐日米国大使のジョージ・グラス氏は21日、中国政府が日本産水産物を禁輸中であることについて、おととしの全面禁輸時にホタテを食べる自身の投稿を引用し、中国を批判
  • これに対し駐日中国大使の呉江浩氏は「アメリカは実に『良き同盟国』だ。日本製品の輸入関税を勝手に引き上げたり、売れないコメやトウモロコシなどを日本に押し付けたりして、さまざまな搾取手段で盟友を支持している」と皮肉で反撃

大分・佐賀関の大規模火災が鎮火(出典:毎日新聞)

  • 18日に大分市佐賀関で発生し170棟以上が焼失した大規模火災について、消火活動が続けられていたが、21日までに鎮火が確認された

国際

ウクライナ・ゼレンスキー大統領がトランプ政権の新和平案を受領(出典:テレビ朝日)

  • ウクライナ大統領府は21日、トランプ政権による新たな和平案を受け取ったことを明らかにし、近くゼレンスキー大統領とトランプ大統領が協議する見込み
  • ゼレンスキー氏は数日中にトランプ大統領と協議する見込みで「両国のチームが戦争終結計画の具体案に取り組む」とSNSに投稿
  • 西部テルノーピリの攻撃に使用されたロシア軍の巡航ミサイルに西側諸国の部品が含まれていたとして、ゼレンスキー氏は制裁強化の重要性も訴えた

米政権が閣僚一部刷新を準備(出典:ロイター)

  • 米メディアは21日、トランプ政権が就任1年目で閣僚の一部刷新を準備していると報じた

G20サミットで日中首脳会談は不透明(出典:テレビ朝日、読売新聞)

  • 高市首相は21日、南アフリカで22~23日に開催されるG20サミットに出席するため羽田空港を出発したが、中国の李強首相との接触は不透明な状況
  • 中国外務省は日中首脳会談の「予定がない」と強調しており、高市首相の台湾有事発言を巡る対立が続く中、実現は難しい見通し

関西で中国人観光客のキャンセル相次ぐ(出典:毎日放送)

  • 高市首相の台湾有事に関する答弁をめぐって中国が反発を強める中、関西でも影響が出始めており、利用者のおよそ半数を占める中国人観光客のうち実に8割がキャンセルになった施設もある

スポーツ

大相撲九州場所13日目の結果(出典:日本相撲協会、スポニチ、日本経済新聞)

力士対戦相手結果決まり手成績
横綱・大の里東関脇・安青錦勝ち寄り切り11勝2敗(首位)
横綱・豊昇龍東大関・琴桜勝ち寄り切り11勝2敗(首位タイ)
新関脇・安青錦横綱・大の里負け寄り切り10勝3敗
東前頭5枚目・義ノ富士西前頭14枚目・時疾風勝ち寄り切り9勝4敗

会場:福岡国際センター(11月21日・13日目)

優勝争いトップの2敗対決で横綱・大の里が関脇・安青錦を寄り切りで下し、横綱・豊昇龍も勝利して両横綱が11勝2敗で並走する展開となった。

朝乃山が10勝目で二桁勝利達成(出典:フジテレビ、富山テレビ)

  • 十両の朝乃山は21日、東十両11枚目・玉正鳳を寄り切りで破り10勝目を上げ、9月の秋場所に続く二桁勝利を達成
  • 10勝3敗の好成績で初場所での幕内復帰が期待される

デフリンピック・男子サッカー日本代表が決勝進出(出典:フジテレビ)

  • デフリンピック・男子サッカー日本代表は21日、準決勝でアメリカ代表と対戦し、星河真一郎選手の先制ゴールを守り切って1-0で勝利し、決勝進出を決めた
  • デフリンピック史上初のメダル獲得が決定し、銀メダル以上が確定した

デフリンピック・自転車で藤本選手が銅メダル獲得(出典:フジテレビ)

  • 静岡で行われた自転車・個人ロードレースで、初出場の藤本六三志選手(30)が銅メダルを獲得した

ノルディックスキーW杯ジャンプ混合団体で日本が優勝(出典:スポーツ報知、ヤフースポーツ)

  • ノルディックスキーW杯ジャンプ混合団体第1戦が21日、ノルウェー・リレハンメルで行われ、日本(丸山、二階堂、伊藤、小林陵)が12季ぶりに優勝
  • 1回目に丸山が首位に立つ128メートルを飛び、2回目もスロベニアに迫られる場面があったものの、アンカーの小林陵が133メートルと飛距離を伸ばして逃げ切った

女子ゴルフで佐久間朱莉が初の年間女王決定(出典:スポニチ)

  • 女子ゴルフツアーで佐久間朱莉が21日、初の年間女王を決定。圧倒的な強さを見せた22歳は今季4勝、獲得賞金2億円超えの活躍で、師匠のジャンボ尾崎氏から「1年通して他の誰よりも強かったという証」と祝福された

エンタメ

ゆずが中国でのアジアツアー全公演中止を発表(出典:スポニチ)

  • フォークデュオ「ゆず」は22日、公式サイトで「YUZU ASIA TOUR 2025 GET BACK」全公演中止を発表
  • 高市首相の台湾有事を巡る発言に対し中国政府が反発を強める中、日本関連イベントの中止が相次いでいる

本田珠也が北京公演中止を報告(出典:スポニチ)

  • ジャズドラマーの本田珠也は20日、自身のXで出演を予定していた中国・北京での公演が中止になったことを伝えた
  • 20、22日に中国・北京の芸術センターでのベーシスト・鈴木良雄の公演に出演予定だったが、「残念ながら中国北京公演は中止となりました」と報告

BTS ジミン&ジョングクがオールナイトニッポンXのパーソナリティに(出典:スポニチ)

  • BTS ジミン&ジョングクが12月5日放送の「オールナイトニッポンX」のパーソナリティを務めることが21日に発表された

TWICE チェヨンが活動中断を発表(出典:スポニチ)

  • TWICEのチェヨンが21日、健康上の理由で年末まで休養することを発表し、活動中断を決定した

科学・技術

茨城大学が低エネルギーCO2回収システム実装化の研究会を発足(出典:茨城大学)

  • 茨城大学カーボンリサイクルエネルギー研究センター(CRERC)は21日、低エネルギーでの二酸化炭素(CO2)回収を可能にする「湿度スイング式DAC(MSA-DAC)」の実装化を目指す「MSA-DAC研究会」を、複数の企業や金融機関、自治体の参加のもと発足
  • 東京ドーム4個分の広さの吸着フィルターで、日本国内で2050年に運輸部門から排出されるCO2量相当を回収できると試算される
  • 2024年からNEXCO中日本と共同で高速道路のトンネルにおける実証実験を開始し、1年間あたり1トンのCO2回収を計画している

東北大学らがテラヘルツ波による超大容量無線LANの要素技術を開発(出典:東北大学)

  • 東北大学など11機関は21日、150 GHz帯および300 GHz帯を用いた超大容量無線LANの研究開発を共同で行い、「端末搭載可能な超小型多素子アンテナモジュール化技術の確立」「300 GHz帯で2次元フェーズドアレーにより30度のビーム制御が可能なトランシーバの実現」などの成果を得たと発表
  • Beyond5G時代の新たな無線システムの構築に向けた大きな一歩となる

東京理科大学らがコケの胞子が宇宙でも生き延びることを確認(出典:東京薬科大学)

  • 東京薬科大学の研究チームは21日、コケの胞子が宇宙でも生き延びることを確認したと発表し、持続可能な宇宙居住への第一歩となる研究成果をiScience誌に発表
  • 宇宙での酸素生成や食料生産システムの開発に向けた新たな可能性を拓くものと期待される

NEDOが国内初のブルー水素・ブルーアンモニア製造実証設備を開所(出典:NEDO)

  • NEDOは21日、国内初となるブルー水素・ブルーアンモニア製造実証設備を開所したと発表
  • 2050年のカーボンニュートラル達成に貢献することが期待される
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